三峰山山行記録


朝はホテルの朝食に合わせてやや遅めの出発。朝食のごはんが美味しく、芦澤さんの機転が威力を発揮しました。即ち、ホテルにサランラップをもらって、朝食のごはんに鮭と梅干を包み込んでおにぎりをつくって昼のお弁当が出来上がり。素晴らしいアイデアでしたが、誰もマネしなかったのが悔やまれました。
ホテルから登山口のみつえ青少年旅行村に行く途中のコンビニで弁当を仕入れるという計画でしたが途中にコンビニのまったくない僻地で調達できず、まぁなんとかなるべぇと弁当なしで出発。

登山組メンバーは、高井、芦澤、広瀬逸子、吉永、吉田、上島、山田の7名。地元ベテランガイドの竹村さんは散策組のガイドを務めるとのことで、ガイドレス登山になりました。

旅行村から林道を少し歩いて右の川を渡って山道にはいる。半時間ほどで林道と交差。小休止のあと歩き出したらその林道を広瀬さんのジムニーが登っていくのがみえました。

樹林帯を行くと次第に雪が多くなり途中でアイゼンをつける。他のパーティも多く、追い越していく人や下りてくる人たちに道を譲りながらのゆっくり歩行。
避難小屋を過ぎて尾根に出るとなだらかな傾斜の樹氷のトンネルを一列渋滞で気持ちよく快調に歩く。気温が上がり始め、樹氷が溶け出して時々上の樹々から首筋めがけて降ってくる。

山頂は広い雪原。人が多く賑やか。昼食は弁当なしだけど、皆さん手持ちのお菓子やら非常食やら色々なものが供出され、暖かなココアやコーヒーなどもあって豪華なランチョン。
そこでやっぱり芦澤さんのおにぎりは出色でした。私はといえば、非常用に持っていたソイジョイ2本を供出しただけで、皆様から頂くばかりで恐縮してしまいました。

賑やかな昼食が終わるころには他のパーティも少なくなり、頂上標識で全員の記念写真。カップルにお願いして高井さんのカメラで撮ってもらいました。何とシャッター音が“ワン!”と犬の鳴き声。アベックもびっくり。

下山路は、避難小屋から右にルートを取って竹村さん御推薦の不動滝経由で。御推薦だけあって立派な見応えのある滝でした。

滝を過ぎるとすぐに林道に出て旅行村も間近でした。朝出発の時に旅行村の人が「今日はお汁粉サービスがあるからね」と言ってたけど、残念ながらもう終わってました。

昨日に続いて今日も散策組の皆さんとの集合場所のお亀の湯には大幅遅刻でした。

二日間共に天気ににも仲間にも恵まれて楽しい雪山歩きでした。三峰山では目の御不自由な広瀬夫人が全く普通の人並みにしっかりと健脚振りを発揮され感服致しました。
私も股関節炎を抱えながらのこわごわ歩きでしたが、幸い特に悪化することもなく過ごせてよかったです。
皆様どうも有難うございました。

コースタイム
10:10 旅行村発
10:55 林道、小休止。(〜11:00)
12:15 避難小屋
12:45 三峰山頂 大昼食
13:40 山頂発
14:00 避難小屋
15:15 不動滝 (〜15:20)
15:50 旅行村

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山田昭一
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